一貫性と具体性

マーケティングに限らない話ではあると思いますが、企画を作る、とか、レポートを書く、などのときに重要なことが2つあります。

1)一貫性:論理的説得力
2)具体性:具体的肌感覚

です。意味は、それぞれの言葉の通りです。

そして、一貫性と具体性は「バランス」ではありません。「両立」です。両方必要です。

マーケティングの場合、「一貫性」は、例えばターゲット顧客と販売チャネルがあっているか、などです。お客様がいないところで売ってもしょうがありません。当たり前じゃん、と言われる方は素晴らしいマーケターですね。ターゲットとチャネルが合ってなくて売れなかった例などは、いくらでもあります。
「具体性」は、その通りです。例えば、メッセージが「刺さるか」ですね。「あなたにとってもお役に立ちます」と言われても、さっぱり「刺さらない」ですよね。それは、具体性がないからです。例えば、朝寝坊な方に、「あと15分寝られます」というメッセージが出せる商品・サービスがあれば、それは「刺さる」わけです。
・一貫性はあるか?
・具体性はあるか?

という2つのポイントを考えると、アイディアなどの質が高まります。

 

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