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用途提案
マーケティング手法の王道の1つが「用途提案」です。使い方を提案する、ということです。
お客様の立場に立ち、「お客様にとっての価値」を提案する、というのがマーケティングの基本的な考え方です。
そして、「お客様にとっての価値」(=ベネフィット)は、使い方(=用途)に現れます。
例えば、マクドナルドの価値、というのは、
◎使い方:休日の昼に子供と行く昼食 → 価値:家族団らん
◎使い方:平日の夕方、顧客訪問前に立ち寄る → 価値:資料整理する場所
ということになりますよね。
価値は使い方に現れるのです。
ですから、価値を高めるには、「使い方を提案する」ことが重要になります。「これこれこのように使って下さい」という提案をするのが用途提案です。
一時期、ロッテのガーナチョコレートが、パッケージにチョコレートを使ったお菓子などのレシピを載せていました。これは典型的な用途提案ですね。「チョコレートを売るには、チョコレートの使い方を売れ」ということです。